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SEO対策ツール

【完全ガイド】KWFinderの使い方とオウンドメディアでの活用方法

SEO対策やオウンドメディアのコンテンツ制作ではキーワード分析が欠かせません。

キーワードの検索数や競合サイト、将来的なアクセス数など、色々な角度から分析しコンテンツの切り口や方向性を決定します。

そんな時に利用できるのが、キーワード分析ツール『KWFinder』です。

当記事では、『KWFinder』の使い方やコンテンツ制作での活用方法を解説します。

無料で使える検索数チェックツールのまとめ記事はこちら。

SEO対策運用者必見!!無料のキーワード検索数チェックツール4選

KWFinderとは

KWFinder

KWFinderはmangoolsという海外の会社が提供するSEOキーワード分析ツールです。

mangoolsではKWFinder以外にも、SEO対策ツールを提供しています。

これらのツールはインストールの必要はなく、サイトにアクセスするとスマホでも利用できます。

KWFinderのスマホ画面

日本語は対応していませんが、直感的に操作できるように設計されています。当記事では各項目を日本語で解説しますので、参考にしてください。

料金・機能制限

KWFinderの料金

KWFinderでは無料プランと有料プランがあり、使用回数や機能に違います。

アカウント なし Free Basic Premium Agency
月契約 $0 $0 $49 $69 $129
年契約(月あたり) $0 $0 $358.8($29.9) $478.8($39.9) $958.8($79.9)
24時間の利用回数 2 5 100 500 1200
サジェスト数 25 50 200 700 700
アカウント数 1 1 3 10

簡易的なSEO対策なら無料プランでも十分使えますが、本格的にコンテンツマーケティングやオウンドメディアを運用していくようであれば、Basicプランをオススメします。

一ヶ月3000円程度でKWFinder・SERPChecker(競合分析ツール)・SEAPWather(ランクチェクツール)・LinkMiner(リンクチェックツール)の機能も制限を解除して使えます。

有料プランは申し込み後24時間以内は全額返金保証がついていますので、気軽に使い始めることができます。

KWFinderの登録方法

KWFinderはアカウントなしで利用できますが、無料アカウントを作成するだけで使用回数が多くなるので、まずはアカウント登録をしましょう

KWFinderにアクセスし、『Register now』をクリック。

KWFinder 登録

メールアドレスとパスワードを入力し、『私はロボットではありません』にチェック後、『Continue to KWFinder』をクリック。『Stay update』にチェックを入れるとメールマガジンが月に最大2通届きます。必要ない場合はチェックを外しておきましょう。

KWFinder 登録内容入力

アカウント登録をして1時間以内は全ての有料プランが10%オフです。(有料プランに申し込む方法)

有料プラン10%オフ

フリープランで利用する場合は、『Continue Free』をクリック。

プラン選択

これで登録完了です。

有料プランに申し込む方法

KWFinderの有料プランに申し込む場合は『Pricing』をクリック。

有料プラン申し込み

申し込むプランの『Subscribe now』をクリック。

申し込みプランを選択

情報入力画面に画面が切り替わるので入力しましょう。

申し込み情報入力

住所の入力方法が日本と違いますので『〒550-0014 大阪府大阪市西区北堀江1-6-5 大輪ビル6階B号』という住所を例にして入力フォームの解説をします。

Full name or company name
氏名または会社名を入力
Street address
番地・建物・部屋番号を入力 (例 1-6-5 大輪ビル6階B号)
City
都道府県・市町村・区・町域を入力(例 大阪府大阪市西区北堀江)
ZIP/Postal code
郵便番号を入力 (例 〒550-0014)
Country
国 Japanを選択

料金の見方

Package
購入プランです。
Billing period
Annualy(年払い)かMounthly(月払い)を選択できます。年払いの方が月換算で安くなります。
Full price
購入プランの金額です。
Discount
アカウント登録1時間以内やキャンペーン中の購入での割引金額が表示されます。
Subtotal
この時点での合計金額です。
VAT
この項目は日本では関係ありません。VATはユーロ圏の戸籍IDのようなもので、全ての人が持っており、そのIDを提示せずに購入すると課税されるシステムです。
Total
全ての合計金額です。

Totalの下には上位プラン申し込む場合の追加料金、24時間返金保証、通信にはSSL通信を使用しており個人情報の漏えいがないことを表示しています。

支払い方法は3通り用意されています。

Checkout with your paid
クレジットカードでの支払い
Pay with Paypal
ペイパルでの支払い
Pay with crypto currency
仮想通貨での支払い。Bitcoin・Bitcoin Cash・Etheream・Litecoinでの支払いに対応しています。

支払い方法をクリックし情報入力すると、支払いが完了し、有料プランが利用できるようになります。

POINT

有料プランを使申し込む場合は、アカウント登録後1時間以内が10%オフです。

アカウントなしでも制限付きで利用できますので、数日間アカウントなしで利用し、もっと機能を充実させて利用したい場合はアカウントを作成し有料プランを申し込むのが、一番安く利用できます。

KWFinderの使い方

アカウントが作成できましたので、使い方を解説していきます。

キーワード・国・言語を選択してください。分析するキーワードを入力し『Find keywords』をクリック。

キーワード分析開始

検索ボリューム・サジェスト・SEO難易度・競合サイトが一画面で確認でき、直感的に操作できるように設計されています。

キーワード分析ページ

Suggestions・Autocomplete・ Questions

関連キーワードを選択

キーワード入力窓の上のタブを選択することにより、関連キーワードを変更できます。

Suggestions

Suggestionsで関連キーワードを表示

Google広告のキーワードプランナーの類似キーワードが関連キーワードとして表示されます。

分析キーワードを含まない関連キーワードが表示されますので、ユーザーの幅広い関心を知ることができます。

Autocomplete

Autocompleteで関連キーワードを表示

検索ユーザーは単体のキーワードで検索することはなく、『SEO対策』と検索するときには、『無料』『費用』といったキーワードをつけて2語以上で検索することがほとんどです。

これをサジェストと言いますが、このサジェストを表示するのが『Autocomplete』です。

利点としては、キーワードに対して検索ユーザーの悩みを具体的に知ることができ、検索ボリュームによっては、テーマを2つに分けて記事を作成するなどの判断ができます。

『SEO対策 費用』と『SEO対策 勉強』ではSEO対策について調べていますが、検索意図が違います。

『SEO対策 費用』はSEO対策を依頼しようとしていますし、『SEO対策 勉強』は自分でSEO対策をしようとしています。

どの検索ユーザーに対しての記事かによって、コンテンツが全く違ってきますので、方向性を決めることができます。

Questions

Questionsで関連キーワードを表示

ユーザーは『SEO対策の費用は?』といった質問形式で検索することがあります。

そのキーワードで質問されるキーワードを関連キーワードとして表示されるのがQuestionsです。

検索ユーザーがどんな悩みを持っているのかを最も的確に知ることができます。

質問が多く出るキーワードもありますので、ダイレクトな悩みを知る方法として利用できます。

キーワード情報

ではキーワード画面について解説していきます。

キーワード情報

Suggestions

関連キーワードが表示されます。Suggestions・Autocomplete・ Questionsのタブを選択すると、関連キーワードが変わります。

Trend

キーワードの12ヶ月間の検索ボリュームのトレンドをグラフで確認できます。季節キーワードなのか、年間通して検索されているのかを知ることができます。

Search

12ヶ月間の月間平均検索ボリューム数です。

CPC

Google広告のクリック単価(ドル表記)です。クリック単価が高ければ、広告でのライバルが多いことを示します。

PPC

PPC広告に出稿したときの競争レベルを0〜100で表しています。

KD

SEO対策での上位表示の難易度を0〜100で表しています。数値が大きいほど上位表示が困難です。SEOの難易度は後に説明する競合サイトの分析値によってKWFinder独自の指標で表されています。

SEO難易度

SEO難易度

SEOでの上位表示の難易度を0〜100で表しています。

  • 0 – 9 (effortless) 楽に上位表示できます
  • 10 – 19 (go for it ) すぐに対策しましょう
  • 20 – 29 (easy) 簡単です
  • 30 – 39 (still easy) まだ簡単です
  • 40 – 54 (possible) 上位表示が可能です
  • 55 – 74 (hard) 上位表示が難しいです
  • 75 – 89 (very hard) 上位表示はとても難しいです
  • 90 – 100 (don’t do it) 難しいので対策しないでください

54以下のキーワードは上位表示が可能な範囲ですが、公開直後のサイトや記事数が少ないメディアでは40以下のキーワードで対策するのがいいでしょう。

SEO難易度の数値はMozで公開されている情報と、KWFinder独自の評価で算出しています。

難易度が決まる主な要素はの4つです。

  • Domain Authority(ドメイン自体の評価)
  • Page Authority(ページ自体の評価)
  • MozRank(MozのDomain AuthorityとPage Authorityの評価)
  • Mostrust(Mozの信頼度スコア)

難易度スコアの信頼度については、

A research by Authority Website Income compared 8 tools and analysed the correlation between keyword difficulty and the higher ranking in Google. KWFinder ended up to be the most accurate keyword difficulty tool.

(Authority Website Incomeによる調査では、8つのツールを比較し、キーワード難易度とGoogleの上位ランクとの相関を分析しました。 KWFinderは、最も正確なキーワード難易度ツールという結果が出ました。)

What is the keyword SEO Difficulty?(英語)より一部抜粋

と発表されています。SEO対策の難易度として信頼できる数値ですので、キーワード選定の際に参考にしてください。

検索トレンド

12ヶ月間の検索トレンド

過去12ヶ月間の月別の検索推移を知ることができます。

季節ごとに検索数が多くなるキーワード、大型連休に検索数が多くなるキーワード、数か月の間に検索数が増えたキーワードといった情報を知ることができます。

ビジネスによりますが、季節や流行ではなく年間を通じてアクセスが見込めるキーワードを対策しましょう。

競合サイト調査

競合サイト調査

分析キーワードの検索結果の1ページ目に表示されるサイトが確認できます。『Load More』をクリックすると、2ページ目以降の検索結果を読み込みます。

他サイトがどのような切り口で記事を公開しているのか、記事タイトルやディスクリプションなども確認しておくといいでしょう。他とは違う切り口で記事を書くための参考になります。

Google SERP

上位表示しているサイトのURL一覧です。URLをクリックするとサイトを訪問できますので、コンテンツを直接確認することができます。競合サイトの調査として対策キーワードの上位10サイトはコンテンツを確認しておきましょう。

DA

ドメインオーソリティーの値を0〜100で表します。ドメイン全体の評価で値が高いほどGoogleからの評価が高く、サイト全体が上位表示しやすくなります。

PA

ページオーソリティーの値を0〜100で表します。ドメインオーソリティーはサイト全体の評価ですが、ページオーソリティーはページの評価を表します。ドメインオーソリティー、ページオーソリティーの両方が高ければ、コンテンツ公開後すぐに上位表示できます。

MR

MozRankの値で0〜10の評価をし、人気スコアを表します。Mozはドメインオーソリティーやページオーソリティーを独自に評価しており、上位表示の指標として用いられます。

MT

MozTrustの値で0〜10で表します。MozRankが人気スコアなのに対して、MozTrustは信頼度スコアを表します。

Link

被リンク数です。

FB

FaceBookでのシェア数です。アクセスを集めるにはSNSで拡散されやすいキーワードかも知っておきましょう。

LPS

Link Profile Strengthの略で、DA・PA・MR・MTなどを参考にし、総合的な SEOでの強さを表します。

Est visits

表示順位での推定流入数を表します。正確なアクセス数ではなく、検索ボリュームからの流入数を計算しています。kは『000』を表し、7kで7000アクセスを見込めるということです。

さらにKWFinderを使い倒す

上記の機能でもキーワード分析ができますので、まずはしっかり使いこなせるようになりましょう。

ですが、他にも色々な機能がありますので、その使い方について解説します。

Results filter

キーワードを自分で分析しやすいように、フィルターをかけることができます。『Results filter』をクリック。

数値でフィルター

分析結果にフィルターをかける

Search volume・CPC・PPC・Keyword Difficultyの最小値、最大値でフィルターをかけることができます。

検索数が多くSEO難易度の低いキーワードを表示する場合は、Search volumeのMIN(最小値)に1000と入力、Keyword DifficultyのMAX(最大値)に40と入力、『Set filter』をクリックすると、月間検索数が1000以上でSEO難易度40以下のキーワードを表示できます。

検索数1000以上難易度40以下でフィルター

キーワードでフィルター

絞り込み・除外フィルターをかけることもできます。

キーワードでフォルターをかける

絞り込みフィルター
入力したキーワードを含む関連キーワードが表示されます。Included keywordsにseoと入力し、絞り込みましょう。
キーワードを絞り込み
除外フィルター
入力したキーワードを除外したキーワードが表示されます。Excluded keywordsにseoと入力し、除外してみましょう。
キーワードを除外
OR・ANDフィルター
Included keywordsとExcluded keywordsにはOR・AND設定があり、2つのキーワードでフィルターをかける場合に利用します。OR検索は2つのキーワードどちらかを含むキーワード、AND検索は2つのキーワードを含むキーワードを抽出します。seoとホームページという2つのキーワードをANDでフィルターをかけてみます。
ANDフィルターをかける
ORフィルター・ANDフィルターを使いこなして、効率よくキーワード分析しましょう。

List

KWFinderはよく分析するキーワードや気になったキーワードを保存しておく『List』という機能があります。SNSのお気に入り機能のようなものです。

Listに追加するには、キーワードの横にあるチェックボックスをチェックし、『Add to list』をクリックします。

Listに入れる

追加するListを選択します。新しいListを作る場合はListを作成し、『Create list and add keywords』をクリック。

Listにキーワードを入力

キーワードが追加できたので、Listを確認してみましょう。『List』をクリック。

Listをクリック

List一覧が表示できます。『Open』の右にある縦に3つ並んだ点をクリックすると、『Export to CSV』『Rename』『Delete』の3項目が出てきます。

List一覧

『OPEN』をクリックすると、List内のキーワードが確認できます。

Listキーワード一覧

長く対策していくキーワードや、偶然見つけたキーワードなどをListとして保存して効率よくキーワード分析をしましょう。

Import & Export

ImportやExport機能を使うことによって、キーワードを一括で入力したり、ダウンロードできます。

Import

Importはcsvファイルかtxtファイルを読み込むことができます。Importをクリック。

インポート

sample.txtファイルは下記のように作成しました。

sample.txt

sample.txtファイルをドラッグします。

キーワードをImport

『Import to KWFinder』をクリックすると、追加したキーワードの分析結果が表示されます。

Importしたキーワードを分析

多くのキーワードを一括で分析する場合はImport機能を利用しましょう。

Export

次にこのキーワードをExportします。

Exportしたいキーワードにチェックを入れ、Exportをクリックし、『Export to CSV』をクリック。

Export

これでCSVファイルをダウンロードできます。

ホームページで多くのキーワードを対策していく場合には、一気にエクスポートしてスプレッドシート内にまとめるなどしてキーワード選定しましょう。

まとめ

KWFinderは無料でもSEO対策やオウンドメディアで利用できますので、キーワードを上位表示できるようにしましょう。

当記事で紹介したWebツールや記事をまとめておきます。参考にお使いください。

KWFinder

SERPChecker

SERPWatcher

LinkMiner

SEO対策運用者必見!!無料のキーワード検索数チェックツール4選