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Search Consoleのインデックスカバレッジでエラーが出た時の解決法

新しいGoogle Search Consoleが公開されましたが、旧Search Consoleでは出なかったインデックスカバレッジのエラーが検出されるようになりました。

インデックスカバレッジエラー

【送信された URL に noindex タグが追加されています】
【送信された URLが見つかりませんでした】
という2つのエラーの解決法を紹介します。

2018/2/25に公開した『Search Console ベータ版におけるインデックスカバレッジでエラーが出た時の解決法』に関する記事を新Search Consoleの正式リリースに合わせて大幅に加筆修正しました。

カバレッジを確認

インデックスカバレッジエラーが出ているかを確認するために、インデックス > カバレッジへアクセスしてください。

エラーが赤く表示されており、下のステータスに送信された URL に noindex タグが追加されています】【送信された URLが見つかりませんでしたとエラーの理由が出ています。

カバレッジエラーの理由

ステータスのエラーの行をクリックすると、該当ページが確認できます。

エラーページの確認

カバレッジでエラーが出る原因

【送信された URLが見つかりませんでした】の原因

Search Consoleに登録し、サイトマップを送信後にページを削除したことが原因です。このエラーは再検証をすれば解決します。

【送信された URL に noindex タグが追加されています】の原因

NoIndexタグをつけていることによるエラーですが、NoIndexタグをつけるとエラーが出るわけではありません。

このエラーは、サイトマップに登録していてNoIndexタグをつけているページが検出されます。

以下でエラーの解決法を紹介します。

【送信された URL に noindex タグが追加されています】エラーの解決方法

どのような方法でホームページを制作しているかにもよりますが、NoIndexタグのついているページをXMLサイトマップから除外すると、エラーの原因を取り除くことができます。

以下では、WordPressで構築しており、

  • All In One SEO Pack
  • Google XML sitemaps

でのエラー解決法を紹介します。

プラグインやXMLサイトマップについては、以下の記事も参考にしてください。

【All In One SEO Pack】設定方法と使い方【完全図解付き】

【WordPressプラグイン】XMLサイトマップを作成して登録する方法

WordPressプラグインでXMLサイトマップからNoIndexタグの付いているページを除外するときには、ページIDやページスラッグが必要ですので確認方法は以下のようにしてください。

ページIDの確認方法

WordPressでは全てのページにIDがあります。固定ページや投稿一覧ページで記事にカーソルを合わせると左下にページIDが表示されます。

上記画像のページIDは121です

スラッグの確認方法

スラッグとは各ページのURLの末尾のことを指します。

上画像のスラッグはprivacypolicyです。

All In One SEO Packを使っている場合

WordPressのダッシュボード > All In One SEO Pack > XMLサイトマップをクリック。除外項目を確認してください。

除外ページ・カテゴリーを指定

除外ページの入力欄にはページIDかスラッグを入力してください。除外ページが複数ある場合は半角のカンマ(,)で区切ります。XMLサイトマップを送信するときに、特定のカテゴリーやページの除外設定ができます。『設定を更新』をクリック。

指定したページやカテゴリーはXMLサイトマップから除外して送信されるので、エラーの原因はなくなります。

Google XML Sitemapsを使っている場合

WordPressのダッシュボード > 設定 > XML-Sitemapをクリック。『Excluded Items』を確認してください。

除外ページの入力欄にはページIDを入力してください。除外ページが複数ある場合は半角のカンマ(,)で区切ります。XMLサイトマップを送信するときに、特定のカテゴリーやページの除外設定ができます。『設定を更新』をクリック。

指定したページやカテゴリーはXMLサイトマップから除外して送信されるので、エラーの原因はなくなります。

Search Consoleで修正を検証

カバレッジでエラーが出ている原因はなくなりましたので、Search Consoleで正しく設定できているか検証します。

インデックス > カバレッジ > エラーの理由『送信されたURLにnoindexタグが追加されています』をクリックして、エラーの該当ページを表示してください。修正を完了しましたか?【修正を検証】というボタンがあるので、クリック。

エラーを検証

Search Consoleで修正の検証が始まったというメールが届き、インデックスカバレッジも検証開始という表示になります。

カバレッジ検証開始メール

カバレッジエラー検証開始

数日すると検証が終わったというメールが届きます。

エラーは解消していますのでSearch Consoleを確認してください。

エラーは0になっており、下の表でもステータスにエラーは表示されていますが、確認の行は合格になっておりページ数は0になっています。

All In One SEO PackとGoogle XML sitemapsでの解決方法を紹介しましたが、違う構築方法でも、サイトマップからNoIndexタグのあるページを除外して送信すれば、エラーは解決します。

まとめ

Search Consoleが新しくなり、機能が拡張されているため、これからも今までは表示されていなかったエラーが表示される可能性があります。

Search ConsoleはWeb解析、SEO対策、インデックスに関するエラーに役立つ強力なツールです。しっかり使いこなして、ホームページ運用に役立てましょう。

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当記事で紹介したWebツールや記事をまとめておきます。参考にお使いください。

【All In One SEO Pack】設定方法と使い方【完全図解付き】

【WordPressプラグイン】XMLサイトマップを作成して登録する方法