ツール広告
Yahooキーワードアドバイスツールの使い方とクリック単価の決め方
リスティング広告を出稿するにはキーワード選定が必須です。自分で『うまくいくだろう』と思って選んだキーワードだけで結果を出すのは難しいでしょう。
そこでどのキーワードでどれぐらいの潜在顧客にアプローチでき、広告費の予算が必要なのか?これらのことを数値で把握する必要があります。
Yahooキーワードアドバイスツールを使えば、広告でアプローチできるユーザー数や予算を知ることができます。
キーワードアドバイスツールの使い方と、キーワード選定で押さえるべきポイントを解説します。
スポンサードサーチにアクセス
YahooキーワードアドバイスツールはYahooプロモーション広告、スポンサードサーチ内で使えるツールです。
Yahooビジネスアカウントでログインし、Yahooプロモーション広告からスポンサードサーチをクリック。
ツール > キーワードアドバイスツールをクリック。
キーワードアドバイスツールの画面に切り替わります。
キーワードアドバイスツールの使い方
まずキーワードアドバイスツールの使い方を理解しましょう。キーワードアドバイスツールにはいくつか入力欄があります。
それぞれ説明していきます。
- キーワードまたはフレーズ
- 入力したキーワードのクリック単価や掲載順位の予測値を調べることができます。1行に1キーワードを入力してください。複合キーワードを検索したい場合も、『ホームページ制作 大阪』のようにフレーズ間にスペースを空け、一行で入力します。⑤の『キーワードを拡張』にチェックを入れると50行、チェックを入れなければ100行まで入力できます。
- ウェブサイトのURL
- URLを入力してキーワードを抽出すると、ウェブサイト内をスキャンしサイトにあった広告キーワードを選定してくれます。広告を出すキーワードを見つける時に役立ちます。
- 希望入札価格
- スポンサードサーチのようなリスティング広告では、検索ユーザーがクリックすることにより料金が発生します。またクリック単価はキーワードによって違います。キーワードのクリック単価の上限を指定してキーワードを抽出することができます。1~50000までの数値が入力できます。この後の章で希望入札価格の設定方法を紹介します。
- マッチタイプ
- 広告をキーワードのどの範囲まで表示させるかについての設定方法です。
部分一致
部分一致はその言葉の通り、広告キーワードに近い言葉で検索したユーザーには全て表示させます。
例 広告キーワード 【ラーメン 大阪】
『ラーメン 大阪』で検索したユーザーに自店のホームページを表示させたいとしましょう。
マッチタイプを部分一致にしていると
・醤油ラーメン 大阪
・とんこつラーメン 大阪
・塩ラーメン 大阪
でも広告が表示される可能性が高くなります。どのキーワード範囲まで広告を表示させるかはYahooの判断になります。つまり、『ラーメン 東京』でも表示される可能性もあるということです。
広告予算が豊富にある新サービス、まだ世の中に概念のないものをプロモーションする時に活用することができます。完全一致
完全一致は広告キーワードと全く同じキーワードで検索したユーザーのみに広告を表示させます。
そのため、広告の表示回数は少なくなり、予算は抑えることができます。
部分一致などで、どのキーワードで広告を出せばコンバージョンがいいかわかれば、予算を抑え利益を上げることができる方法です。マッチタイプは部分一致と完全一致以外にもあります。あくまでキーワードアドバイスツールを使う際に設定できるのが2つだけということです。
キーワードアドバイスツールで調べるときには色々試してみてください。
- キーワードを拡張する
- ①で入力したキーワードのに近いキーワードも一緒に抽出して調べるかどうかを選べます。出稿キーワードを探しているときにはチェックを入れ、ある程度キーワードが決まっており、クリック単価や表示回数を調べる場合にはチェックなしで抽出しましょう。
- キーワードを抽出
- ①〜⑤で決めた内容で、キーワードの抽出をし予測値を表示します。
キーワード抽出画面の見方
キーワードを抽出するとこのような画面になります。
- キーワード
- 最大100件まで表示します。
- 最大/最小
- 3〜9までの予測値の最大値と最小値を行に表示します。
- 推定CPC
- CPCとはCost Per Clickの略で、ワンクリックあたりの料金のことです。クリック単価と呼ばれます。希望入札価格を未入力にするとクリック単価が高くなりますが、この後の章で説明しますので気にしないでください。
- 推定掲載順位
- クリック単価の価格で広告の掲載順位が決まります。
お金をかければ必ず一番上に表示されるわけではありませんが、予算が高いほど有利になります。
- 推定クリック率
- 広告の表示回数とクリック回数から広告のクリック率を計算したものです。クリック率が低いですが、予測値ですので気にしないでください。
- 推定インプレッション数(日)
- 一日で広告はが表示回数の予測値です。あくまで予測値であることと、検索回数ではないことにも注意しましょう。
- 推定クリック数(日)
- 何回クリックされるかの予測値です。ここもクリック回数が少ないですが予測値ですので気にしないでください。
- 推定コスト(日)
- クリック単価・クリック率・クリック回数 から1日に必要な料金の予測値を出してくれます。
キーワードアドバイスツールを実際に使ってみる
大体の画面の意味はわかったかと思いますので、実際にどう使うのか見ていきましょう。
キーワードの抽出の違いとどんな場面で使い分ければいいか紹介します。
キーワードを抽出すると、いろいろな予測値が表示されますが、はじめにみるべきポイントは推定インプレッション数のみです。
他の推定予測値は見ても混乱するだけです。キーワードを探す際にはインプレッション数(広告の表示回数)のみを見てください。
- キーワードを拡張する
- とりあえず広告を出すことは決まっている、または考えているがまだキーワードが絞り込めていない場合に使います。
このようにキーワードに関係する類似キーワードが表示されます。関係あるかどうかの判断はYahoo側でしますので、全く関係のないように思えるキーワードも表示されます。できるだけ多くのキーワードを見るようにしましょう。
- キーワードを拡張しない
- あなたの知りたいキーワードのみのクリック単価やインプレッション数を調べることができます。
このように調べたいキーワードのみのインプレッション数などを見ることができます。
- URLから調べる
- 今回は当サイトで調べて見ます。キーワードを抽出すると、サイトを内を調べ関係ありそうなキーワードを抽出してくれます。
- あなたが気づかなかった隠れたキーワードを見つけることができるかもしれません。URLから調べる場合は、拡張をしてもしなくても違いはありません。
キーワードに対する入札価格の決め方
はじめはどれぐらい多くの人に見てもらうかを確認するために希望入札価格は未入力で抽出します。ですがそれでは広告キーワードに対してどれぐらいの予算が必要なのかがわかりません。もちろんキーワードアドバイスツールのみでわかるわけではなく、広告を出して調節する必要がありますが、大体の予想を立てる必要はあります。そこで希望入札価格を使ってキーワードのクリック単価のあたりをつけます。
ある程度広告キーワードが決まったら、希望入札価格を入力します。私は200円ぐらいから始めることが多いです。金額が未入力の場合と、入力した場合では多少インプレッション数なども変わってきますが、見るべきは推定CPCと推定掲載順位です。検索画面の上から3〜4つが広告として表示されます。
希望入札単価500円
クリック単価は369円〜452円で掲載順位は1.3位〜1.6位です。1番か2番目に広告が表示されると推定されます。
希望入札単価200円
クリック単価は172円〜211円で掲載順位は2.5位〜3.1位です。2番か3番目に広告が表示されると推定されます。
予算が少ない場合には、上から3つ目ぐらいに広告が表示されるのが理想的です。検索画面で必ずユーザーの目に触れることができ、最もクリック単価が安くなるからです。あくまで予測値ですので最初の設定金額に反映し、広告運用が始まったら、広告ランクとの兼ね合いも考え、微調整して行くといいでしょう。
まとめ
広告は運用しながら調整しつつ、一番利益の出るポイントを見つけて行くものですが、それでも広告を始める前の広告キーワードリサーチは非常に重要です。
キーワードリサーチを適当にしてしまうと、無駄な広告費がかかってくることがありますので、キーワードアドバイスツールを使いこなして、精度の高い広告設定を出来る様になりましょう。
当記事で紹介したWebツールや記事をまとめておきます。参考にお使いください。